それは・・・・・
何年か前に仕事上で知り合った女性のひと言から始まった・・・・・のです。
この下の写真は・・・・・
奈良県にある毘沙門天王様で有名な 信貴山 朝護孫子寺の地図です。
今回の『 信貴山の奥の院(上記地図の上の辺り) 発見!!!』のお話ですが・・・
数年前のある時・・・・
実母から
『 来年は、良子の干支の寅年やから 近くにある信貴山にお参りに行こうか?』と
言う話が・・・・
まさか・・・こんな偶然なご縁があるとは・・・・想像もつかず・・・
この信貴山があるお寺は、
私達が住んでいるたった5つ駅向こうなのに あんまり行くことないお寺でした~
信貴山 朝護孫子寺由来の話・・・・
1400年前、聖徳太子がこの山にて戦勝の祈願をすると天空から毘沙門天王が現れ、必勝法を授けられました。
この時が、「寅の年 寅の日 寅の刻」であったことから
毘沙門天王は虎に縁のある福の神」として信仰されているそうです。
で
私が、数年前に仕事で知り合った女性に何気なく
その実母の信貴山行き(寅年にお参りに行く件のこと)の話をしたところ、
『 私・・・・昔、その信貴山のあるところでずっと修行していたことがあるの 』
その時 『 でたぁ~????!!!!』という感じの私でした。
勿論、信貴山のことなら詳しい人なので・・・・色々と話を聞きました。
これは、又、例の偶然で 何かある気配と予感は、していましたが。。。
その女性が修行したお寺とは、
奥の院と言って
それこそ 『 みんなの知らない信貴山の名所 奥の院 発見!』でした。
つまり
通常、一般的にお参りする場所は、信貴山真言宗 総本山 の本堂というところで
http://www.sigisan.or.jp/
私が、聞いたこの
奥の院とは、この本堂から小1時間歩き、山奥にあるために
通常あまりここまでお参りされる方は少ないし、奥の院というところが存在していることすら
多分、知らない人が殆どだと その女性は、言っていました。
まさしく・・・・
発見!!でした。
でも
結局、寅年のお参りの時は、
奥の院まで行けなかったのですが・・・・・
その
奥の院に
まさか、何年かたって行くご縁ができて、
なおかつ
それもこのお寺に40年間で500回程の月参りをした人の息子さんの案内付きで
行くご縁が出来たのです(笑)
もう!私にとっては、不思議発見ですぅ(笑)
まぁ~そんな・・・???ことがあり、
ご縁のあったお寺にお参りできるかと思うと 1週間前あたりからドキドキわくわく・・・の私。
人里離れた知る人ぞ知る奥座敷のようなところ・・・・・
それは・・・・
日本最初毘沙門天様 出現霊地 信貴山 奥の院
http://www.geocities.jp/okunoin6360922/index.htm
奥の院の入り口付近
↓
この奥の院に行く経緯と行くまでの物語の始まりです。
この信貴山にあるお寺の最寄の駅は、近鉄 信貴山口の駅でそこからケーブルに乗ります!
小学生の遠足以来です・・・・
さっきお話した奥の院を案内していただくことになった偶然の経緯とは?
それと 一体誰が・・・・案内人で行くことになったのか?
その方とは・・・
このブログでお馴染みの
『 沖縄さにん花 』のリーダーの八尾の唄者さんが案内人だったのです(笑)
※ 沖縄さにん花・・・沖縄美人らんちゃん発見!シリーズ
それは、
去年のある日のこと・・・
なにかの話からこの奥の院のことになり
八尾の唄者 『 わし・・・その奥の院やったら、小さい時に親父に連れられて よぅ行ってたでぇ~
確か、親父は、何百回も行って入り口の碑も建ってるしなぁ~懐かしいわぁ~・・・』と
《え・・・・・出たぁ・・・偶然話!》という感じで
よしこ 『 私、数年前から奥の院のことを聞いていて、1回行きたかったところなんです』と
言うと
八尾の唄者 『 そやなぁ~来年でも 季節のいい時に行ってみようか?わしも懐かしいわ~』と
いう話になり
その日が、今年10月22日だったのです。
メンバーは、
八尾の唄者さん ・ 沖縄さにん花のマネージャーのらんちゃん ・ らんちゃんのお友達(薫さん)と私!
この日天気も良く、この4人は、
旅行に来た気分で、子供のように はしゃいでいました(笑)
幾つになっても感覚や感性が同じだと・・・年齢や性別が関係なく、
仲間感覚で目茶苦茶 楽しいです。
薫さんは、とても上品でお洒落で真心のあるマダムです。
以前は、何十年もブテックを経営され、今は、お稽古事の毎日で(体操・お料理等)
人生を楽しんでいるとか・・・・
話される言葉使いが、教養深く最高に素敵な女性です!
又、私の憧れの女性が、1人増えました。
ケーブルを降りると バスに乗り、
信貴山では有名な 『 旅亭 十三屋 』で昼食をとりました。
以前、沖縄さにん花で演奏をしたことがある旅亭というご縁です。
大はしゃぎする4人の大人達の小旅行状態でバスの中の様子は、
何事も笑い、冗談の連発で会話が弾み、
こんな楽しい人間関係は、いつまでも大事にしたいと思います。
※ 真っ黒の画面ですが、クリックするとその様子が動画で見れます※
バスを降りると 八尾の唄者さんが地図を見ながら説明して下さいました。
「 ここが。。。目的の奥の院やねん・・・」と
話は変わりますが、
いつもダンディな男性の唄者さんですが、
この日の装いの帽子と眼鏡がお洒落だと女性軍から お褒めの言葉が御座いました(笑)
本人は、照れながらも 『 あ・・・そうかなぁ・・・ 』と言いながら
それから、会うたびに この帽子と眼鏡をかけている八尾の唄者さんです(笑)
「旅亭 十三屋」に入るところの八尾唄者さんとらんちゃんです(下の写真)
↓
とにかく、この2人は、息のあった漫才コンビみたいで実に面白い2人です。
時には、年下のらんちゃんが、オカンとなり子供に言い聞かせるような場面もあり
実に、頼もしい関係のお2人です。
この時もなんか言っていました・・・・
玄関に入ると ようこそ!とお辞儀をしている方々(左手)大・中・小と・・・・
たまには、頭を上げないと疲れるのに・・・と心配する私(笑)
マダム薫は、風情のあるこの旅亭が、お似合いでした。
この後、部屋に案内される前に景色の良い場所で
お抹茶と和菓子のおもてなしがありました・・・・
食事前といえども 案外これが又、食べれるものなのですね(笑)
↓
仲居さんに案内された私達4人は、又、冗談ばっかりの連発でした!
会話の一部は・・・
『 ここの温泉は、良かったから もう一晩泊まろうか?』の冗談に始まり、
年を重ねる程 価値観と感性の合うユーモアがある仲間とは、会話も実に愉快で楽しいのです。
1番後輩の私は、こうした方々との仲間に入れてもらい 幸せでーす(感謝)
お料理の内容は、全て・・・美味しかったので、
次回は家族と一緒に行きたい№1☆の旅館にしました!
見た目と食感と季節物と味のバランスが、良いお料理で10品の献立で
満足度 100㌫!
結局 「灯台もとぐらし」と行って
自宅周辺には、行かないものですが、あらためて近場でも良いところがあると気づきました!
そして食事の最中に突然、支配人さんが乱入(笑)
この「旅亭 十三屋」の名物・・・・・ゆずのお酒の差し入れがあったのです。
自然のゆずの香りとお洒落に雪の中にあるお酒のイメージで
お花を添えての演出もあり・・・・・ありがとうございました!
この後、又、 乱入者がいました・・・・・
この男性(八尾の唄者さん)です。
↓
次の最後のご飯物の配膳が、少し遅いので部屋の表においてあったお膳を
『 おまたせしましたぁ~』と言いながら、部屋に入ってくる八尾の唄者さんでした(笑)
みんなを楽しめせる心意気は・・・大阪人であり、子供のようにお茶目です!
この時のらんちゃんの突っ込みは、
『 あら~おばちゃん~ありがとうね・・・ご苦労様!』でした(笑)
この後、仲居さんは、表にふと置いたお盆ごとないので吃驚して入って きはりました。
みんなで 大爆笑!
そして・・・・これは、絶対に情報としてお伝えしておきます(笑)
実は、このお店では・・・・
最後に出る ご飯と香の物となんと・・・・・プラス御餅入りのお善哉がでてくるのです。
この時、すでにお腹の様子は満員御礼の札がかかっいる状態で
まして、私自身このお善哉とやらは、苦手なんですが
横で マダム薫さんが、
「私!!大好きな善哉!嬉しいィわ! え・・・・・これ!凄い。。。美味しい!」という言葉に
私もほんの一口だけ・・・・とおもいきや・・・・
あまりの美味しさで ぺろっと完食した私。
お餅の焼きのタイミングが良くて、外は、カリットで、大豆の味が良く、甘さ加減が絶妙!
このお善哉は、多分単品は無理なはずです・・・???
是非、季節感を感じながらのお食事に是非。。。十三屋にお越し下さい(宣伝マン:よしこ)
特に 東大阪・八尾近辺の方には。。。。
車でも電車で近いこの信貴山に是非・・・
こんなに近くで旅行気分になるのは、穴場です!ともかく、旅費代が安くつきますよ(笑)
さぁ!!!!
私にとって 幻の奥の院に向かいました!
今回は、唄者さんが、確実に行くためにと タクシーで行くことになりました。
その間は、ドキドキの私です。
欲しいものが手に入る!食べたいものが食べれる!行きたかったところに行ける!
そんな感覚です。
見えてきました!ありました!!!!
’ 信貴山 奥の院 ’と書かれた表札です。
この時から 八尾の唄者さんは「 懐かしいわぁ~全然変わってないわぁ~」と言う。
そこに足を踏みいれると・・・
あちらこちらを写していた八尾の唄者さんです。
門をくぐり すぐ左手に八尾の唄者さんのお父さんの碑があります。
『 これ!これ!わしの親父が・・・・』
その言葉と表情で懐かしいばかりかお父様に会ったような感動の唄者さんでした。
昭和20年初頭から亡くなるまで月参りを500数回もご縁あったことを
『 よころび石 』と称して建てられたそうです。
ともかく、懐かしい懐かしいと・・・・
今回のことは偶然を越えて 感動の連続でした・・・・・
このお父様の口癖が、あったらしくて・・・唄者さんがふと言った言葉があります。
『 受けた情けは、恩に刻め。
与えた情けは、水に流す』
私は、感無量になり・・・
ここのお寺に来る意味は、この言葉を知るため、聞くためだったかも知れない!
この言葉のような人生であり、人格になろうと心で思い、
横で マダム薫さんは、メモを取りながら 『 そうよねぇ~』と呟く姿が印象的でした。
この鳥居の下には 『某』と書かれてあるだけで、これもお父様が、
感謝の気持ちでこのお寺に寄付をしたそうです。
名前を入れなかったのには、訳があり
あえて名前を入れないことにも意味があるのだとか・・・
ある方にアドバイスをもらい『某』にしたことを話している唄者さんの様子の写真です。
覗きこんでいるのは・・・
ここにも お父様のゆかりものが掲げてありました!
この奥に進むと このような風景です。
この仏像を見て・・・又 懐かしいと連発の唄者さんです。
帰る時にこのお寺の方(若奥さん)と色々な話ができました。
この時も今日の最初からずっとお父様が一緒だったかもしれないとふと・・・・感じる私。
では、帰りましょう・・・・と。
この門をでると この景色です。
(下の写真)
この門をくぐる人は、わずかなご縁のある人だけかも知れないと思います。
なかなか、行く機会のない場所と感じましたので
このブログから、「信貴山 奥の院 」のご縁を皆様に繋ぎます。
福結び人 よしこ 合掌
この日の次の日に八尾の唄者さんからのコメントがありました。
《よしこさん お疲れ様でした 》
最高の日和でなによりでしたね。自宅近くの山本駅からわずか二駅の信貴山口駅ケーブルなのに、4人でわいわいがやがや、どこか遠くの旅行に来た気分。
昼飯を頂いた十三屋は一昨年の一月に上方さにん花が演奏した旅館です。
そして20数年ぶりの信貴山奥の院、子供の頃から何回来たかわかりません。
ひとつも変わってません、非常に懐かしく感じました。
よしこさんの、是非行ってみたいという言葉がなければこれからもなかなか来ることがなかったかも知れません。
本堂から相当離れているので知る人も少ないところ、ここへ500回以上月参りをした親父を偲ぶには最高の場所です。これも何かの縁でしょう。
付き合っていただいて本当にありがとう。
大阪市内にも親父を偲ぶ箇所がいくつかあるのでまた案内します。八尾の唄者より
『 沖縄さにん花 』(八尾の唄者さん:リーダー)
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