男達 6名は、無事に修行を終わり、下山した。
幸龍会の代表として、兄貴は、山上ヶ岳に向いてお礼の挨拶をする。
兄貴の背中は、何か言っているようだ!
一番、心配していた義父の元気な姿を見て、安心する私達・・・・
初修行にも 淡々とこなす父の凄さを感じた。
思わず、手を握り締めた瞬間だ。
平良君(左)は、まだまだ元気があるようだ(笑笑)
とても、修行後の姿ではない(笑)
彼の人間性は、働いてる会社にいつも感謝している男だ。
又、色々なことに好奇心をもって行動し、
仕事にプライベートにも、生かそうとする努力家だ。
信念があるからこそできる行動だと関心する。
いやな顔をみたことがない。
平良君が愛する会社 赤田善株式木会社
今回 2回目の修行の今枝君は、初めて『 西の覗き 』を経験。
兄貴曰く、『 今度、もう一回やり直しやな!』と言われていたが・・・(笑笑い)
最近、結婚するも独身の時となんら、変わらない彼である。
二人の共通点は、とっても和やかで、心意気のある男達。
何があっても、『 はい!』という返事が返ってくる青年。
見習うべき ところだ。
まさしく、みんなの知らない本物の男達です!
最後、全員の無事下山できたことに 感謝し 合掌。
『 ありがとうございました・・・』その気持ちだけしか出てこない。
ホッと安心した様子が、義母の顔(右)で全てを物語る。
↓
同級生の赤木ちゃん(左2番目)も前回に比べ、元気で下山したのが、印象的だ。
その訳がわかった。
この後の精進上げ(宴会のこと)でこんなことを言っていた赤木ちゃん。
『 今回も気持ち良く山をあがれました・・・
なんせ上で同級生(ちーちゃんのこと)が、まっとるもんで、久しぶりに声をかけられたし、
お腹が空いていたようなんでめしもあげることができた』と。
赤木ちゃんにしかわからない感覚だが、なにかわかる気がする。
『 赤木ちゃん・・・ありがとうね 』と。
きっと ちーちゃんは、喜び、呟いていると私は思う。
兄貴の家族の写真だ。
これを見て 親子の人生・・・・50年間を感じる。
又、それぞれの人生が、個々の顔に出ているような気がした。
それと白衣を着て、袈裟をして・・・
こうして同じ姿で親子一緒に修行できるご縁が・・・・・・。
ふと、父の帽子がとチューリップ型で可愛い(笑)
この後、
男達は、常宿『 あたらしや』に向かい精進上げをする。
いわゆる 宴会のことだ。
その前にお風呂に入り、疲れた足を癒す時間だ。
このあたらしやの風呂から見える光景・・・・大きなガラスから見える龍泉寺は、癒される。
この下の写真は、風呂前の様子で
↓
右手 2人は、義理父77歳と実父75歳 左手 2人は、50歳で社会で働く男達。
その年齢差ある男達が、
同じ空気を吸い、同じ山を、同じペースで歩き、同じ時間を過ごしてみて
初めてわかることがあるという。
あらためて、人生の先輩であり、父達の偉大さに尊敬すると、色々な話をしていた。
父達曰く、なんら『 当たり前のこと』をしていると、淡々として話している。
そこに、自分の年齢など意識は、してないと話していた。
ちなみに自称18歳だと昔から公言している実父だ。(笑笑い)
私は、こんな男達の話を聞くのが、実に楽しい。
そこに 私自身が、人生のおいて気づくことが、沢山あるからだ。
『 おかげ様とご縁 』は、この大峰修行で教わってきた。
不思議と男達が、この山で修行をした後は、
社会での肩書きや名誉や地位や年齢関係なく
裸になった1人の男になるので、会話が、実に面白いのだ。
会社などの研修でこの山で修行するのも、そんな意味かもしれない。
さて、宴会なる 精進上げと称する場
↓
いつも 1人ずつコメントを話す。
そこに、みんなの共通点を見つけた。
それは、『 おかげさまで・・・』という言葉だった。
特に父達は、何回も言っている。
義父は、
『 大峰山のお不動様に 参れよ!といわゆるお迎えをいただいたおかげで上がれた』と
話しながら、感動と感謝の気持ちを言葉を震わせながら話す父がいた。
同級生の赤木ちゃんは、歩きながら、こう教わったと言っていた。
『 歩いていて、前を見ながらも 足元もしっかり見てないとあかん 』と
これは、
今年、結婚した今枝君に兄貴から祝いを。
次回は、奥さんも参加すると言っていた。
又、ご縁は、広がる・・・楽しみにしている。
今回 私が一番嬉しかったこと・・・・
それは、
義父と実父と兄貴3人が、修行に行ったことだ。
それも 男だけの世界に。
おかげ様で家族の絆が又更にと、生まれた。
見えぬ力のおかげも感じた。
『 ありがとう ございました』 合掌
こうして、精進上げが終わった後も男達の話は、永遠に部屋でも宴会は、続いた。
↓
さて、次の日も色々なことがあった!
まず、青木さん夫妻が、おもりをしている母公堂に行く。
以前、このブログで紹介したが、親しくさせてもらっている夫婦。
以前、兄貴が、実母の病気回復祈願で大峰修行をしている姿を見て
感動した青木さんは、
『 今日から、毎日ここで私も祈りますから、お母さんの名前を聞かせて』と
初対面の兄貴に言ったことがある。
そんな人柄の青木夫妻に会いに来る人は、私達のように沢山いる。
母公堂(ははこどう)とは・・・・・・
大峰山で修行に励む役小角を案じた小角の母親が(白専女(しらたらめ)、
麓の町・洞川に住む小角の弟子を伴い、大峰山に登ろうとした。
谷にさしかかったところ、大蛇がいた。2人が谷を渡ろうとすると、大蛇は
大きな口を開けて襲いかかろうとして、行く手をふさぐ。2人はあきらめて
洞川の里に引き返し、里に庵を結び、大峰山に手を合わせて小角の無事を
祈った。
すると、光の中から「阿弥陀如来」が現れ、「お前たちは小角の修行を妨げて
はいけない。小角が下山するまで里で待ちなさい」と告げた。
以来、その谷が蛇ケ谷と呼ばれ、女人禁制の結界口と定められた。里人は
庵跡に堂宇を建立し、「母公堂(ははこどう)」と呼ぶようになった〉
●母公堂 (女人結界の石塔。以前はここに結界門があったそうです)
それから、護摩焚きのために龍泉寺に向かった。
朝 10時の龍泉寺
いつも来ると、必ず空を見上げる場所だ。
恒例により弥勒菩薩様の前で護摩焚きをお願いしている。
護摩焚きとは・・・
幸龍会では、
参加者が護摩木というものに
自分で想い込めて、書いたものを焚いてもらう。
それは、供養ごとや願い事や又、お礼事などを書く。
今回も 色々な火を見た!!!
ありがたく・・・・合掌
いよいよ 最終回・・・・2回目の不思議事件が起きた!
福結び人 よしこ
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