2012年7月17日火曜日

みんなの知らない本物の男 発見!(大峰山修行物語 その3)

                     
                                                               始まり・・・・・ 始まり・・・・・。

男達 6名は、無事に修行を終わり、下山した。

幸龍会の代表として、兄貴は、山上ヶ岳に向いてお礼の挨拶をする。

兄貴の背中は、何か言っているようだ!


一番、心配していた義父の元気な姿を見て、安心する私達・・・・

初修行にも 淡々とこなす父の凄さを感じた。

思わず、手を握り締めた瞬間だ。
 

平良君(左)は、まだまだ元気があるようだ(笑笑)
とても、修行後の姿ではない(笑)
彼の人間性は、働いてる会社にいつも感謝している男だ。
又、色々なことに好奇心をもって行動し、
仕事にプライベートにも、生かそうとする努力家だ。
信念があるからこそできる行動だと関心する。
いやな顔をみたことがない。
平良君が愛する会社  赤田善株式木会社

今回 2回目の修行の今枝君は、初めて『 西の覗き 』を経験。
兄貴曰く、『 今度、もう一回やり直しやな!』と言われていたが・・・(笑笑い)
最近、結婚するも独身の時となんら、変わらない彼である。

二人の共通点は、とっても和やかで、心意気のある男達。
何があっても、『 はい!』という返事が返ってくる青年。
見習うべき ところだ。

まさしく、みんなの知らない本物の男達です!



最後、全員の無事下山できたことに 感謝し 合掌。

『 ありがとうございました・・・』その気持ちだけしか出てこない。



ホッと安心した様子が、義母の顔(右)で全てを物語る。

同級生の赤木ちゃん(左2番目)も前回に比べ、元気で下山したのが、印象的だ。

その訳がわかった。

この後の精進上げ(宴会のこと)でこんなことを言っていた赤木ちゃん。

『 今回も気持ち良く山をあがれました・・・

なんせ上で同級生(ちーちゃんのこと)が、まっとるもんで、久しぶりに声をかけられたし、

お腹が空いていたようなんでめしもあげることができた』と。

赤木ちゃんにしかわからない感覚だが、なにかわかる気がする。

『 赤木ちゃん・・・ありがとうね 』と。

きっと ちーちゃんは、喜び、呟いていると私は思う。


兄貴の家族の写真だ。

これを見て 親子の人生・・・・50年間を感じる。

又、それぞれの人生が、個々の顔に出ているような気がした。

それと白衣を着て、袈裟をして・・・

こうして同じ姿で親子一緒に修行できるご縁が・・・・・・。

ふと、父の帽子がとチューリップ型で可愛い(笑)


この後、

男達は、常宿『 あたらしや』に向かい精進上げをする。

いわゆる 宴会のことだ。

その前にお風呂に入り、疲れた足を癒す時間だ。

このあたらしやの風呂から見える光景・・・・大きなガラスから見える龍泉寺は、癒される。

この下の写真は、風呂前の様子で
右手 2人は、義理父77歳と実父75歳   左手 2人は、50歳で社会で働く男達。


その年齢差ある男達が、

同じ空気を吸い、同じ山を、同じペースで歩き、同じ時間を過ごしてみて

初めてわかることがあるという。

あらためて、人生の先輩であり、父達の偉大さに尊敬すると、色々な話をしていた。

父達曰く、なんら『 当たり前のこと』をしていると、淡々として話している。

そこに、自分の年齢など意識は、してないと話していた。

ちなみに自称18歳だと昔から公言している実父だ。(笑笑い)

私は、こんな男達の話を聞くのが、実に楽しい。


そこに 私自身が、人生のおいて気づくことが、沢山あるからだ。

『 おかげ様とご縁 』は、この大峰修行で教わってきた。

不思議と男達が、この山で修行をした後は、

社会での肩書きや名誉や地位や年齢関係なく

裸になった1人の男になるので、会話が、実に面白いのだ。

会社などの研修でこの山で修行するのも、そんな意味かもしれない。

さて、宴会なる 精進上げと称する場

いつも 1人ずつコメントを話す。

そこに、みんなの共通点を見つけた。

それは、『 おかげさまで・・・』という言葉だった。

特に父達は、何回も言っている。

義父は、

『 大峰山のお不動様に 参れよ!といわゆるお迎えをいただいたおかげで上がれた』と

話しながら、感動と感謝の気持ちを言葉を震わせながら話す父がいた。

同級生の赤木ちゃんは、歩きながら、こう教わったと言っていた。

『 歩いていて、前を見ながらも 足元もしっかり見てないとあかん 』と


これは、

今年、結婚した今枝君に兄貴から祝いを。

次回は、奥さんも参加すると言っていた。

又、ご縁は、広がる・・・楽しみにしている。


今回 私が一番嬉しかったこと・・・・

それは、

義父と実父と兄貴3人が、修行に行ったことだ。

それも 男だけの世界に。

おかげ様で家族の絆が又更にと、生まれた。

見えぬ力のおかげも感じた。

『 ありがとう ございました』    合掌

こうして、精進上げが終わった後も男達の話は、永遠に部屋でも宴会は、続いた。

さて、次の日も色々なことがあった!

まず、青木さん夫妻が、おもりをしている母公堂に行く。

以前、このブログで紹介したが、親しくさせてもらっている夫婦。


以前、兄貴が、実母の病気回復祈願で大峰修行をしている姿を見て

感動した青木さんは、

『 今日から、毎日ここで私も祈りますから、お母さんの名前を聞かせて』と

初対面の兄貴に言ったことがある。

そんな人柄の青木夫妻に会いに来る人は、私達のように沢山いる。


母公堂(ははこどう)とは・・・・・・

                         大峰山で修行に励む役小角を案じた小角の母親が(白専女(しらたらめ)、
                         麓の町・洞川に住む小角の弟子を伴い、大峰山に登ろうとした。
                         谷にさしかかったところ、大蛇がいた。2人が谷を渡ろうとすると、大蛇は
                         大きな口を開けて襲いかかろうとして、行く手をふさぐ。2人はあきらめて
                         洞川の里に引き返し、里に庵を結び、大峰山に手を合わせて小角の無事を
                         祈った。
                        すると、光の中から「阿弥陀如来」が現れ、「お前たちは小角の修行を妨げて
                        はいけない。小角が下山するまで里で待ちなさい」と告げた。
                        以来、その谷が蛇ケ谷と呼ばれ、女人禁制の結界口と定められた。里人は
                        庵跡に堂宇を建立し、「母公堂(ははこどう)」と呼ぶようになった〉

                       ●母公堂  (女人結界の石塔。以前はここに結界門があったそうです)

それから、護摩焚きのために龍泉寺に向かった。

朝 10時の龍泉寺



いつも来ると、必ず空を見上げる場所だ。


恒例により弥勒菩薩様の前で護摩焚きをお願いしている。

護摩焚きとは・・・

幸龍会では、

参加者が護摩木というものに

自分で想い込めて、書いたものを焚いてもらう。

それは、供養ごとや願い事や又、お礼事などを書く。


今回も 色々な火を見た!!!

ありがたく・・・・合掌

いよいよ 最終回・・・・2回目の不思議事件が起きた!

福結び人 よしこ

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