2012年7月10日火曜日

みんなの知らない本物の男達!発見(大峰山修行物語:その1)

 第5回  幸龍会  大峰山修行の一瞬!

メンバーは、右下から 実父(行者)、義父(写真家)、幸龍会代表(通称:大阪の兄貴)

右上から同級生(ご縁シール発起人)兄貴のゴルフ仲間(今枝君)弟分(赤田善(株)の平良君)

その横は、このブログでは、有名な兄貴の母(キルト作家)

大峰修行とは、
奈良県と和歌山県の境に聳える1,719mの山で、
別名山上ケ岳と呼ぶ修験者の山である。
今でも女人禁制が守られている。

男6名は、朝9時から修行の道に出かけた・・・・

往復約5時間、ひたすら山を歩く。道中の仏様には、お線香と蝋燭をあげて、勤行。

そこに男にしかわからないドラマがある!

理屈ではなく、自然と身体と交わることで何か。。。。

又、今回も色んなことが、それぞれにあったようだ。

この上の写真は、行く前ではなく、修行の写真なので私は、驚く!

大抵は、しんどい姿をよくみかけるのだが・・・

この幸龍会のメンバーは、いつも元気に下山して

なおかつ、パワー全開で帰ってくるので不思議だ。

まず、この修行のご縁を説明をすると 福結び人  よしこのパワースポット!!!
20年前に子供の受験祈願に始まり、実父が行者というご縁で
新緑の季節になると行きたくなる場所。

又、数年前に親友の同級生(通称:ちーちゃん)の急死で供養のためにと

会を作り、今年で5回目になる。

今では、ちーちゃんのことを知らない人も参加して、男だけの大峰修行の経験として

ご縁繋ぎの会となった。

多分一番、喜んでいるのは、ちーちゃんだと思う。

なぜかというと、ちーちゃんのことを地元では、『八尾山本のマザーテレサ』と言われていたほど

人様のお世話をしていたからである。

まさしく、人のために生きる女性だった。

色々なことを教わった・・・・

『 人の幸せは、自分の喜び!』で、いつも人の幸せを願い祈っていたちーちゃん。

実は、兄貴もちーちゃんとは、中学の同級生で

こうして、『幸龍会』として兄貴が代表となり、みんなのお世話をしていることは、

なにより、喜んでいるはず・・・・もしかして?ちーちゃんの仕業かも(笑笑)

多分。。。。きっと・・・・

私は、悲しみを堪え、ちーちゃんの意思を継いで生きていくことにした。

そして、なぜかしら

ちーちゃんの分のおにぎりをいつも持参していく兄貴!

『 今日もちーちゃんが、おにぎり食べにきたでぇ・・・・・』と

いつも、下山直後の兄貴と私の会話!

山上で昼食時にちーちゃんがいつも食べにくるというのだ?

おかしな会話だが、何かを兄貴は、感じているからであろう。

さて、ここで

『 幸龍会 大峰山修行の物語 』の始まり・・・・始まり・・・

この修行の順路・・・・・

大阪から奈良県の天川村に入ると

まず、龍泉寺というお寺に立ち寄り、弥勒菩薩様と八大龍王様にお参りする。

意味は、

住所と会名を告げ、無事に下山できるように祈願のご挨拶に行く。


今回は、兄貴のご両親が初参加でいつもと違う空気が会にあった。

77歳の父の初の大峰修行に家族全員の祈りと緊張があるからだ。


龍泉寺から徒歩 2分ほどで常宿の『 あたらしや』に着くと

すぐに山に上がる準備をする。


私は、会の幹事役で色々の準備をし始める。


兄貴は、母になにやら説明をしている。

母は、初めて修行に行く父を心配していた。

和代母は幼少の頃から、信仰心があり、この修行の意味がわかるからであろう。

父とは、夫婦で本四国や西国の巡礼の体験があり、

香川県の小豆島八十八ヵ所は、15年間連続で巡礼し

いわゆる、大先達!

だから、修行の心得や怖さを知っているからこそ心配だと思う。

ちなみに

兄貴は、ご先祖様から信仰しているお不動様のご縁を感じて

今年の誕生日に車の番号を『28:お不動様の縁日』に変えた。

それには、きっと意味があるのだろう。


さあ!!出発だ。

バスで20分程上流に上がる。

大峰大橋を渡ると発菩提心門をくぐる。

まず、はじめに必ずここで祈願の勤行をする。

意味は、この方向に目的の山上ヶ岳があるからだ。

兄貴と福結び人 よしこが、全員の無事下山を祈る瞬間。



面白い写真発見!(笑:笑い)


同級生の赤木ちゃん(左)と弟分の平良君(右)は、体系がそっくり(ふくよか体系)で

日頃の運動不足をきにしているのか?

いきなり、準備体操を始めた2人!

この修行は、2回目だが、『 なめたらあかん!山やから 』と言うことを知っている2人だ。

左の赤木ちゃんは、この会の協力者で

ちーちゃんと同級生で供養の気持ちでいつも参加している

心優しい男だ。


さぁ・・・・・・

大峰山登山口だ。

この女人結界門を通るといよいよ登山開始。
ここからは女人禁制。

先達の実父が先頭で

一番最後に幸龍会代表の兄貴が、歩く。

みんなを支える役目だ。


この修行では、女性は、ひたすら祈ることしかできない。

山には、登れないが、一緒に修行していますという気持ちで

白衣を着て袈裟をしている。


こうして、私達は、宿方向にと歩くこと約1時間!

なぜかしら・・・・義母は、昔の話をし始めて・・・・

気づくと、宿に着いた(笑)


私は、今まで見送ると一人でこの道を歩く。

この周りの景色と空気が大好きだ。

福結び人  よしこのお勧めスポット!

そう、この1時間の道のり・・・その場所ではなく。

現実を忘れさせてくれる道。


この写真を見た時に↓

この白衣の柄のごとく、それぞれの不動明王を数十年前から

信仰していて又、こうして家族になり、ご縁があることは、偶然と思えない。

そして

右の義母の手に巻かれた数珠と手に、哀愁と苦労と慈悲愛を感じた。


義母は、なにかしら・・・話し続けていた。

私にとっては、人生の大先輩で目標とする女性。

ふと、今、兄貴の口癖を思い出した。

『 世界中で一番大好きな女性は、母だ』

母は、照れながらも『 そんなこといういうたら、あかん!』と

私に気遣うも そんな兄貴と母の関係が好きな私。



この景色から・・・なにか 香って下さい。

その2に続く・・・・・

福結び人  よしこ


 第5回  幸龍会  大峰山修行物語(その1)終わり

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